
配線変更だけでできるサラウンド 最近はDSP内臓のカーオーディオが増えてきましたが、DSPはメーカーごとの癖があったり、音が歪んでいるだけで使えないもの等もあります。また、メーカー純正品を使用されている方も少なくありません。そこで、どんなカーオーディオでも実現可能なサラウンド化改造を紹介します。
サラウンドというのは、リアスピーカーから残響音を出力する事によって、音に広がりを持たせる効果です。よって、少なくとも車内にリアスピーカーが無ければいけません。また、リアスピーカーのみでは本来のステレオを再生するスピーカーがありませんので、フロントスピ−カーも必要です。ここでは、一般的なフロント/リアスピーカーが接続されているものとして話を進めていきます。標準装備でリアスピーカーが無い場合でも、ユニット本体からは出力されている場合がありますので、メーカーに問い合わせてみてください。また、どうしても出力が1系統しかない場合でも、追加スピーカーで対応可能です。
改造部分ですが、右スピーカーのマイナス線と左スピーカーのプラス線を外し、繋ぎ換えるだけです。配線図の青線の部分
リアスピーカーは、できればフルレンジスピーカー数種類のスピーカーを組み合わせていないものを用いるか、ツイーター最も小さいスピーカー部分を外してしまったほうが良いと思います。
尚、この改造によりリアスピーカーは残響音のみの再生となりますので、後部座席に座る人にとっては変な音に聞こえてしまいます。スイッチで切り替えられるようにするなど、各自で工夫して下さい。
もしくは、現在使用中のリアスピーカーはそのままに、別途リアスピーカーを追加して、追加スピーカーの配線を上記のように変更すれば、通常のステレオとサラウンド効果音両方が聞こえるようになり、後部座席でも音楽を楽しむ事ができます。その場合、追加スピーカーは前部座席と後部座席の間か後部座席の両脇に置くなどして、他のスピーカーから遠ざけて下さい。また、サラウンドスピーカーは高い位置の両端に取り付けるのが理想です。ステレオ用スピーカーと同等か少し小さめの音で、少し篭った音になるくらいが良いので、別途スピーカーを購入される際には、安いクラスのスピーカーで充分です。
いつでもパワーウィンド 車のキーをOFFにすると、パワーウィンドウの開閉ができなくなってしまいます。最近の車には、キーをOFFにしてから数十秒間だけ動作する車種もあるようですが、いつでも動かせると何かと楽です。画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
特に難しく考える必要はありません。キーがスイッチになっているのですから、これを無効にしてしまうだけです。キーの部分を改造すると、他の部分もONになり、バッテリーが上がってしまいますので、パワーウィンドウだけ常時ONになるように、ヒューズボックス部分に改造を施します。緑線の部分
ヒューズボックスに繋ぐ配線は、確実にパワーウィンドウ本体に接続されている端子に繋いで下さい。キーをONにした状態で、電気の流れていない端子がパワーウィンドウ側です。電気が流れているのはキースイッチ側になります。今回用いたのは、左の配線です。量販店で見掛けるギボシとはサイズが異なっていたのですが、ウィンカー移植時に使用したキットの配線の余りに丁度良さそうなものが見つかったので使用しました。余り部品を捨てずに保管しておくと、意外と役立ちます。画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
配線は360W(12V/30A)のものを使用しました。ヒューズが30Aだったためです。見落としがちですが、ヒューズより容量の少ない配線を使用するのは危険です。仮に最大20Aの配線を使用していると、28A程度が流れ続けた時に発火する恐れがあります。今回も、できれば40A〜60Aの配線が良かったのですが、端子サイズからいって圧着できそうもないので妥協しました。車種によって、15A程度のヒューズがパワーウィンドウ1つずつにある場合と、一括して大容量のヒューズを用いている場合とがあります。車に合わせて配線とヒューズを用意して下さい。
車によってヒューズボックスの端子が異なりますので、それぞれに合わせた端子を使用して下さい。ヒューズは、容量さえ同じであれば、形の違う物でも構いませんので、無理に純正品を使用しなくとも、市販品のヒューズBOXを使用しても構いません。バッテリーへ接続する端子は、丸型のほうが振動で外れにくいのでクワ型端子よりお奨めです。これも、バッテリー端子のボルト径次第ですので、丁度良いサイズを使用して下さい。
尚、車種によっては、キースイッチより前にヒューズボックスが存在する場合もあります。キースイッチをOFFにしたままで、パワーウィンドウのヒューズに電気が流れている車種がこれに該当しますが、その場合はキースイッチかコンピュータ制御周辺を変更する必要がありますので、あまりお奨めできません。
ボタン式エンジンスターター ドレスアップとしてボタン式エンジンスターターを取り付けたい方もいるかと思いますので、キーの状態と各電源の状態を調べてみました。 IG線が2本の場合
キー状態 OFF ACC ON ST 常時電源 12v 12v 12v 12v ACC線 0v 12v 12v 0v IG1線(電動ファン) 0v 0v 12v 0v IG2線(点火系) 0v 0v 12v 12v ST線 0v 0v 0v 12v IG線が1本の場合
キー状態 OFF ACC ON ST 常時電源 12v 12v 12v 12v ACC線 0v 12v 12v 0v IG線 0v 0v 12v 12v ST線 0v 0v 0v 12v エンジンをスタートさせるには、キーをONからSTの位置に切り替えるわけですから、IG1線(IG線が1本の場合はACC線)をST線に繋ぎ替える事によって再現できます。 セルモーターを回転させる時は、他の部分での電力消費を極力抑え、バッテリーが少々弱っていても問題無くスタートできなければいけません。
リレーを用いて作成するのであれば、aはスイッチ、bはアースに接続します。IG1線(IG線が1本の場合はACC線)を切断し、cをIG1線のキー側、eをIG1線の残った側に接続します。dはST線に繋いで下さい。
車両本体の配線を切断するのはとても危険ですので、リモコンスターター用の車両別アダプタ等を用いて下さい。
スイッチには常時電源を接続しても良いのですが、バッテリー警告灯の+側から引き込む事により、警告灯が点灯している時、つまり、キーがONの状態でエンジンが始動していない間だけスイッチが使えるようになります。これにより、スタート後に誤ってスイッチに触れてしまっても、セルモーターの誤動作を防げるのではないかと思います(未確認です)。
手抜きで作るには、単純にST線と常時電源をスイッチで繋げるだけです。これで一部の車はスタートできます。しかし、他の部分で電力を使いながらスタートしますので、バッテリーが消耗して弱っている場合はエンジンが掛からない可能性があります。また、オーディオ等のアクセサリー品に過大電流が流れ、故障の原因となる可能性もありますので、お奨めしません。 KILLスイッチですが、本来の機能である「エンジンストップ」は、公道を走る車として危険すぎる機能だと思います。ですから、「KILL風スイッチ」という事にして、ボタンスイッチの利用をON/OFFするモノとします。
KILL風スイッチを取りつける場合は、ボタンスイッチと直列に接続すれば良いかと思います。これだけで、走行中にボタンスイッチを押してしまっても、セルモーターが回る危険性を回避できます(使用しない時はOFFにする)。
ここでの紹介は、キーをONの位置にしてからボタンを押してスタートする事を前提としています。メンテナンス等で他の人がドライバーになる可能性もありますので、キー側のST線を切断する等の細工は行わないほうが良いでしょう。
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