
Fit チューニングレポート
ブレーキ冷却ダクト
しっかり冷やして性能維持 車のブレーキは使用すると徐々に加熱され、一定の温度を超えるとブレーキオイルが沸騰して気泡が生じ、効きが悪くなります。これをvapour lock(ヴェイパーロックあるいはベーパーロック)現象と言います。また、同様に加熱される事で、ブレーキパッドの素材が化学変化を起こして摩擦抵抗が低下する事をfade(フェード)現象と呼びます。
どちらにしても車が止まれない事には違いが無く、命の危険にも繋がりますので、ブレーキの加熱を少しでも緩和すべく、冷却ダクトを設けてみました。
加工は、バンパーを外して行います。その方がブレーキ周りに高さを合わせて位置決めできますので、無闇に開けるよりは効果的です。また、せっかくの冷却風もタイヤに当てては乱気流を起こすばかりですので、タイヤの無い空間を狙います。
強度の面でも丸い部分の方が強いので、インナーフェンダーの奥の方に穴あけしました。平面に開けると強度が低下し、走行風で割れたり、押されてタイヤと接触してしまう恐れがありますので注意しましょう。
画像は運転席側のインナーフェンダーをバンパー側から撮影したものです。
バンパー外しついでに、インナーフェンダーの補強も行いました。使用したのは、デッドニング用のレジェトレックスです。
インナーフェンダー全体で見ても特にこの部分は曲面が少なく、叩くとペコペコ鳴るほど弱い部分です。ここを補強する事で乱気流によるビビリ音を軽減し、ロードノイズを軽減できます。また、バンパー形状によっては走行風に押されて裂けてしまう部分ですので、補強する事で破損の抑制になります。
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