
Fit チューニングレポート
燃料ポンプのバッ直
燃料ポンプを元気にしてアクセルレスポンス向上 アクセルを踏み込んでも反応が遅い、ワンテンポ遅れてパワーが出る。最近の車はこういった傾向があるようで、特にファミリーカーであるFitの場合、CVTの挙動も相まってモッサリした動きになりがちです。そこで、少しでも早くエンジンへ燃料を供給すべく、燃料ポンプの強化を行ってみました。
本来であれば空燃比データやパワーグラフを掲載して違いを比較したいところですが、それだけの為にプロショップへ依頼すると高額な出費となりますので、今回は施工前後の燃料ポンプ電圧の比較とします。一通り施工を終え、ギボシ端子の繋ぎ替えで元の状態からバッ直状態まで切り替えられるようにした上で計測しています。
まずは無加工状態。エンジン始動後、電圧が安定するのを待ってから撮影したものです。(30秒以上変動が無い事を確認)
続いてアーシング施工のみの状態。0.14Vの上昇が見られます。
今回のバッ直とアーシングに用いた配線は、エーモン製2.0sq平行線です。カー用品店でギボシ等と一緒に売られているもので、特別な配線は使用しておりません。
そしてバッ直+アーシングの状態。無加工時と比較すると0.86Vもの上昇になりました。
バッ直は保護ヒューズと30Aリレーを介して接続しています。これも同じくエーモン製。ヒューズとヒューズボックスは手持ちの物を使用しました。
リレーの固定場所ですが、Fitの場合シフトレバーパネルの下、右側の空間にピッタリ納まりましたので、配線を避けて強力両面テープで固定しています。配線を引き回す際には、シフトレバーやサイドブレーキに干渉しないように注意してください。
燃料ポンプ周りをイジるついでに、燃圧レギュレーターとフィルターを交換しました。
この作業は燃料タンク内を直接触るに等しい作業となりますので、個人のDIYは危険です。ディーラーもしくはプロショップに依頼しましょう。
燃圧レギュレーターは燃料の送出圧力を調整する弁ですが、劣化により圧力が弱く(もしくは強く)なってしまう事があります。定期交換部品ではありませんが、どうせフィルターを交換するならと、ついでのついでで交換してみました。
こちらが交換のメインとなる燃料フィルターとその他諸々です。
フィルターは本来真っ白の部品ですから、無色透明なガソリンをろ過しているだけならほとんど目詰まりしないような気もしてましたが、さすがに15万kmも走ってると黒く汚れてますね。
フィルター裏面。最もガソリンを吸い込む部分です。
何やら鉄粉のような砂のような、細かな粉が付着しています。取り外して半日くらい放置されていたので、付着していたゴミのいくらかは取れてしまってますが、それでもこれだけ付着している事に驚きますね。
街乗りであればほとんど支障の無いレベルだと思いますが、色々とイジってる車だけに、こういう部分もたまには気にしてやらないといけないかな、と思います。
バッ直だけの効果では無いかもしれませんが、施工前とは車の挙動が全く違います。アクセルに敏感に反応し、常に力強さを感じられるようになりました。
「アクセルを踏む→回転数上がる→加速する」が、「アクセル踏む→加速する」くらいにレスポンスアップしています。
ECUの学習が進んだ後でどう変化するかは判りませんが、とても扱い易く元気な車になりました。
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