
Fit チューニングレポート
LEAD FFB
可変排出機能を持つ最強マフラー LEAD製FBマフラーを更に機能アップしたFFBマフラー。
これは、巡航時の詰まり重視(トルク重視)と、加速時の抜け重視(パワー重視)という、相反する2つの特性を併せ持つ、他社に類を見ない高性能マフラーです。
その秘密は、途中で切って繋いだように見えるメイン太鼓部分にあります。
巡航時の弱い排圧の時は、太鼓の中心から延長した位置にあるエンドパイプから排ガスが排気され、もう一方のエンドパイプからは排気されません。
一方、加速時の強い排圧の時は、眠っていたエンドパイプからも排ガスが排気され、見かけ上、一回り太いマフラーを装着した状態になります。
この技術により、従来のマフラーでは無理とされていた排圧の詰まりと抜けの両立を実現しています。また、開閉バルブを使った制御と異なり、エンジンの要求にリアルタイムで応えられる。これが、空気の圧力と流量を利用した可変システムならではの、FB系マフラーの素晴らしいところです。
※画像のFFBマフラーは取り付け高さを調整できる特注バージョンで、一般販売されません。
消音性能のアップしたFFBが発売されたので、買い直しました。
左が前期用FFB、中央が後期用FFB、そして、右が最新版のFFBです。
従来のタイプは車両を一切改造しない、俗に言うフルノーマルの車にのみ適合していましたが、右側の最新版では、改造が施されていている車も許容範囲としてしまうほど、消音性能に優れています。
音がしないほど加速と燃費の本領を発揮するマフラーですので、消音性能の向上はそのまま加速・燃費性能の向上と言えます。
消音部分のサイズ比較。
消音は内部のパンチングメタルの組み合わせで行っていますので、外観のみの比較にそれほど意味はありません。
が、FFBを手にした方が、どのタイプのFFBかを見分け易くする為に掲載しておきます。
真後ろから覗き込んでやっと見える、FFBマフラーの技術の片鱗。
見栄えだけで作られたマフラーなら、内部に非対称なパイプが見えるなんて事は有り得ません。この事から、FB系マフラーは性能最優先で作られている事が窺い知れます。
FFBの性能を活かす為に: FFBは高性能ですが、それ故に車のコンディションにシビアなマフラーです。取り付けたのに性能が発揮できない、変化が判らない場合は、次の事を確認して下さい。
- 吸排気パーツに社外品を取り付けていませんか?
エアクリーナー、スロットル、エキマニ、触媒、センターパイプ。この中のどれか1つであっても、社外品の使用は禁止です。FFBは純正の吸排気パーツにおける排気効率・吸気流速などを全て計算した上で設計されていますので、吸排気パーツの1つでも特性が異なりますと、設計との誤差が大きくなり、性能を発揮できなくなります。
特に、社外エアクリーナーによる吸気抵抗の低減、スロットルやパイプ類の大口径化による容量の変化などは、吸気流速に大きな変化(流れる速度の低下)を与えてしまいますので、FFBの性能を全く活かせません。- エアクリーナーは交換しましたか?
純正品の交換サイクルは20,000kmとされてますが、これはあくまで、エンジンが始動して走行できる目安でしかありません。走行できる事と性能を100%活かす事は全く意味が異なりますので、フィルターは定期的に交換しましょう。
性能を活かす為には、一般的な市街地の走行で、5,000km毎の交換が目安です。10,000km以上使用したフィルターでは、FFBの性能を引き出す事ができません。- 点火プラグは何を使用していますか?また、寿命は大丈夫ですか?
FFBは排気効率を向上させ、吸気の流速を大幅に改善するマフラーです。必然的に吸気量が増えますので、これを確実に燃焼させる為にも、点火プラグのメンテナンスはしっかり行いましょう。
交換するのであれば、旧来のプラグの方が性能を発揮できます。逆に、イリジウムなどの先端が細いプラグでは充分な燃焼ができない場合や、熱に負けてプラグ先端が削れ短期間で寿命を迎えてしまう事もあるとか。
また、メンテナンスの際には焼け具合を確認し、番手変更も考慮に入れておくと良いでしょう。- ECUリセットも検討してみては?
今まで使用していたマフラーの特性をECUが覚えてしまい、特性の異なるFFBには合わない燃調が行われている可能性があります。燃調が合わないと当然パワーダウンし、排気音も大きくなってしまいます。
バッテリーのマイナス端子を外したり、ヒューズやECUのカプラーを外すなど、方法は色々あります。何かしらの方法で5分以上放置すれば、ECUの学習は確実に消え、次回走行時からはFFBに合わせた燃調を学習してくれます。性能が活かしきれていない時ほど、FFBマフラーの排気音は煩くなります。本当の性能を出している時は、純正マフラーより静かで快適。音を目安に調整していくと、メンテナンスやセッティングもやり易いと思います。
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