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Fit チューニングレポート


ガナドール RAPIDO GD−828

Sレンジが今までとは別物に化けます
ガナドールの広告(Webページ掲載の画像を加工)ついにあのガナドールから、Fit専用のマフラーが発売されました。

開発されたのはリアピースのみ交換するタイプの「RAPIDO」。マフラーエンドに見える独自のスリットテールは排気効率を高める為に生み出された機能美であり、他メーカーのマフラーをただの筒かと思わせてしまうほどのインパクトを持っています。

排気音量は純正マフラー並みかそれ以下で、停車アイドリング〜街乗りでは車内外共にマフラーの存在を感じさせず、中高回転域を使った加速時にのみ、聞こえてこないほどの低い低い重低音を背面に放つ感じがあります。もっとも、中高回転域ではエンジン音にかき消されてしまい、車内同乗者に聞こえる事は無いと思います。

性能に関してはDレンジでこそ若干の軽さを感じる程度に留まりますが、Sレンジに入れアクセルを踏んだ瞬間に今までのFitとは全く違う加速感がドライバーを襲ってきます。また、社外マフラーは「低回転域のトルクが減って乗り難くなる」という宿命のような話が聞こえますが、RAPIDOに関して言えば1000rpm程度で40km/h定速走行(バキュームメーターも交換前と同じ値)を維持できてますので、低回転トルクの減少は感じられないと言えるでしょう。全体的にトルクが上がった感じがありますので、そのぶんでトルク減少を相殺しているのかもしれません。

左の画像は、ガナドール社のモニター販売用の画像を加工・転載したものですので、価格表示の部分にモザイクを入れています。

同梱物一式(モニター向けの景品含む)メーカーのWebページから注文し、入金の2日後には現物が届きました。

同梱物(取り扱い説明書及び保証書除く)です。モニターで購入したため、ガナドールのロゴステッカーとキーホルダーを一緒に頂きました。

ガスケット(左が新品)マフラー交換作業の際には、別途マフラーガスケットが必要になります。一度使用したガスケットは再利用できないため、あらかじめディーラーに注文しておく必要があります。

カー用品店で売られている板状のガスケットは使用できません。

支えてみる車体をジャッキアップし、純正マフラーを取り外します。

走行後のマフラーは熱くなっていますので、火傷しないよう充分冷ましてから作業を行いましょう。事故防止のため、車体の下に潜る時はジャッキスタンドを使用して下さい。車債工具のジャッキではジャッキ転倒の危険がありますし、油圧ジャッキでは油圧切れで車体が落ちてくる可能性があります。共に危険な行為ですからやめましょう。

マフラーの繋ぎ目に潤滑油(CRC−556など)を塗布し、長めのメガネレンチを使用してボルトを緩めます。外した後に接続部が落ちてこないよう、ボルトを抜く直前に車債ジャッキを当てておきました。

ブッシュの外し方(?)続いてマフラーを吊っているブッシュを外します。

ここにも潤滑油を塗布し、ブッシュを左右に軽く捻ってフックとブッシュの隙間に浸透させます。

フック先端の飛び出した部分とブッシュを挟み、フック部分を押し込むようにして外します。ある程度抜けたら後は力任せに取り外します。

ブッシュを外すとマフラーが落ちてきますので、ジャッキで支えるか、ウエスを敷くなどして傷を付けないように注意して下さい。

マフラーを外すとこんな感じマフラーを外すと、このような状態になります。
マフラー比較マフラーの比較です。出口部分だけの比較はあちこちで見かけますので、裏側を見た事の無い人の為に。

ガナドールのマフラーはサイレンサー部分の中心に配管されていますが、純正は右端に配管されています。両社のマフラー作り方・考え方の違いが感じられる部分ですね。

これがマフラー出口側こちらが排気口側になります。

純正マフラーにはマフラーカッターを取付けているため、実際の見栄えとは違っていますが、それでも充分比較になるでしょう。

サイレンサーの大きさがどうとか、出口の太さがどうとかはどうでも良いかもしれません。重要なのはフックの位置、純正はサイレンサー最上部がフックと同じか若干高い位置にありますが、RAPIDOマフラーはフックがかなり高い位置にあります。という事は、マフラーが全体的に下がるという事で、最低地上高に注意しないといけないという事になります。

接続部先にブッシュに吊り下げてから、フロントパイプに固定します。

ガスケットを新品に交換し、純正ボルトで締め付けます。純正ボルトは特殊な形状をしており、その形状ゆえマフラー側に引っ掛かる事があります。きちんと最後まで締め付けないと脱落の原因になりますので要注意です。

あとは車体を降ろすだけ取付け忘れが無いか確認して終了。ついでに下回りの傷や凹み、歪みなど著しいダメージが無いか確認しておくのもいいですね。タイヤ内側の側面とかは普段見えない場所なので、こういう機会に確認する癖をつけましょう。

テールエンド側面に見えるGDロゴが、「いかにも」でイイですね。

マフラーはかなり熱を持つので、バンパーとの隙間が取り扱い説明書記載の条件より広い事を確認します。この距離が近いと、たとえ直接干渉していないとしても、熱で溶けてしまったり燃えてしまったりと危険がいっぱいです。

後方からの見た目これで無事、取付け作業が終了しました。

純正のマフラーと比較して、5〜6cmほどマフラーが下がるようです。

メーカーロゴとJASMA認定プレートオマケ1

マフラーの底面には、ガナドールの大きなメーカーロゴとJASMA認定プレートが取付けられています。

付属の車高チェッカーオマケ2

マフラーを交換する人はローダウンもするだろうっていう配慮からでしょうか?立てると9cmになるゴムのブロックが付属していました。

測定したところ、ゴムとの隙間は軍手をしたままで指が1本入るくらいありました。よって、地上高11〜12cmくらいかなと。測定後すっかり忘れて車を動かしたのですが、それでも倒れなかったところを見ると、ドライバーが乗った程度では9cmまで落ちる事は無いって事ですね。

ここからは走行インプレッション
エアクリーナーは純正インプレッションを語るにあたり、エアクリーナーが純正である事を前提とします。エアクリーナーが社外品だと、また違ったインプレッションになってくると思います。

吸気関連で異なるのは、エアクリーナーBOXの蓋がモビリオ用である事、あと、森バンドが取付けられている程度です。

メーターレイアウトこれがメーターのレイアウト。動画では数値が読み取れませんので、これと見比べて、今どれくらいの回転数/速度であるか確認して下さい。デジタルメーターは負圧を表示しています。(750−表示値)/10[単位:cm/kg]のようです。

走行中のメーターの動きと音(エンジン音しか聞こえませんが) MPEG動画です。
(●:私のFit / ○:ガナドールさんのテスト車両)

Sレンジその12000rpm 50km/hから80km/hまでベタ踏み
Sレンジその22000rpm 50km/hから90km/hまでベタ踏み
Sレンジその30km/hから80km/hまでベタ踏み
Sレンジその40km/hから90km/hまでベタ踏み
Dレンジその11500rpm 35km/hから80km/hまでベタ踏み
Dレンジその20km/hから85km/hまでベタ踏み

ガナドールからの情報では、フルノーマルのFitに取付けた状態でSレンジ測定時 [5530rpm/96.4ps] [4700rpm/12.7kgm] との事。

パワーチェックグラフパワーチェックを行ってみました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

複数の線が重なっていて見難いかと思いますが、緑色の線がフルノーマル車両にガナドールを組んだ場合のDレンジのパワーグラフです。グラフの目盛は1つあたり0.714ps程度。右端の〜90psの値を参考に、表示されているグラフに+26psを足して下さい。なお、80km/h以下はキックダウンが発生しないようにアクセルを加減しながら回しています。よって、測定の度にバラついてしまう部分ですので、アテにしないで下さい。

このグラフから、Dレンジで2〜3psほどアップしている事が解ります。さすがに+8psとまではいきませんが、NA車がマフラー交換だけで実際にパワーアップしているのですから、たいしたものです。

尚、グラフのうち上にある2本の線は、ガナドールマフラーに合わせて現車合わせしたサブコンピュータを装着した値です。レギュラーガソリンのまま、Dレンジで7〜8psほどアップしています。

 


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