
Fit チューニングレポート
リアバンパー エアアウトレット
バンパー内に溜まるエアを抜く リアバンパーの中央部に穴を開け、走行中にバンパー内へ侵入する走行風を抜けるようにしてみました。
Fitのリアバンパーはかなり大きく、内側には何も無い、広い空間となっています。この空間は衝突時に少しでも衝撃を和らげる為の逃げとして作られていますが、一方で車体下を流れる空気を拾い上げ、パラシュートを引っ張っているようなブレーキの効果を生み出してしまいます。
この効果を軽減できれば、前進する際のロスが減ります。速度が上がるほどに大きくなっていた空気抵抗の1つを減らす事ができるわけです。
強度を落とさぬよう、曲面部分や折りの部分には手をつけず、平面部分のみ開口しました。見た目と補強を兼ね、開口部からの小石の飛び出しなども考慮し、フロントバンパーと同じ金属ネットを貼り付けてあります。また、エアロの内側に入り込む走行風も考慮し、そこからも抜けるように作り込んであります。
リアバンパーの空気抵抗は、意外と馬鹿にできません。たったこれだけの開口部ですが、まるで追い風に煽られているような感覚になります。
バンパー開口の際は、中央部に左右対称で加工すると良いと思います。実際のパラシュートも中心の穴で落下時の暴れを防いでいますので、同じように中央部とする事で直進安定性にも寄与するのではないかと考えています。左右フェンダー裏に溜まった走行風はバンパー形状によって自然と中心部に集まりますし、左右に開けた場合と違ってマフラーの凹凸の影響も少なく、エアダクトより下の部分がウィングの役割を持って、ダウンフォース向上にも期待ができます。
リアバンパーの空気抵抗を軽減する方法はいくつかあります。
- バンパーに穴を開ける
最も簡易的で重量増の少ない方法。しかし、加工は一発勝負となり、見た目もあるので不恰好な加工はできず、形状を決めるまでが悩ましい。加工部分も綺麗に整えないと見栄えに響くので、几帳面な人向け。- バンパー内を樹脂で埋める
発泡スチロールやウレタンフォームなどを使い、バンパー内の空間をギッシリと埋めてしまう方法。ビニール袋の中でも膨らんで硬化してくれる溶剤があるなら一番簡単かも。走行中は落下しないよう注意。雨や汚れで劣化していないか定期チェックが必要。- アンダーパネルの装着
要はリアバンパーに走行風が当たらなければ良いわけで、車体の底面にパネルを張って塞いでしまう方法。風が入らないようにするには全面を覆う必要があり、リアタイヤ周辺やマフラー周辺の造形が難しい。また、グランドエフェクトが発生するとパネルが地面に引き寄せられるので、車両側の固定部分も含めて破損しない強度が必要。他にも色々な方法があるかもしれませんが、代表的な所ではこの3パターンでしょうか。同じ手法でもどのように手を加えるかで、効果も違ってきます。
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