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Fit チューニングレポート


エアクリーナーBOX加工

SMART AIR と名付けてみました
SMART AIR Type II は、ページの下にあります。
購入した純正BOXエンジンのパワーを上げる方法の1つとして、吸気温度を下げるという手法が存在します。温度を下げる事で空気の密度が上がり、より多くの酸素をエンジンに取り込む事ができるためです。

冷えた空気をエンジンに取り込む為には、加熱されたエンジンルームに吸気口を置かない事、そして、吸気口からエンジンに届くまでの間で加熱されない事。この2つが重要ではないかと思います。

Fitの場合、吸気口はエンジンルームを避けてフェンダー内に用意されているため、経路上での加熱を防ぐ方法で吸気温度の低下に挑戦してみました。

バッテリーキーパー使用したのはガラス繊維とアルミシートで作られた断熱材。使われずに眠らせていた素材がありましたので、今回はこれを使用しています。

取り付け箇所は高温になるため、発砲スチロールやスポンジ等の使用は避けます。

エンジンからの熱を遮断水抜き穴を避け、表から見えない部分に接着剤で貼り付けていきます。エアクリーナーBOXに密着させる事でエンジンからの距離を稼ぎ、断熱材に届く熱量の低下と、冷却に用いられる空気の流れを妨害しないように考慮しています。
穴開け加工続けてエアクリーナーBOX内の加工。

純正の吸気ラインでは、一度エンジンの近くを通ってから取り込まれるため、僅かに過熱されていると思います。そこで、エンジンに近付く前の冷えた空気を取り込めるように、経路の途中を切り開きました。

ただし、エンジンによって加熱されるであろう左側のラインは、穴埋めしていません。ここを塞ぐ事で吸気の加熱は抑えられると思いますが、低回転トルクを稼ぐ為のインテークチャンバー()として、この容量は非常に魅力的で切り離すのは惜しいと考えたためです。

※左側の空間は単なるレゾネータ(消音目的)である事が判明しました。インテークチャンバーとしての役割はありません。

完成 文字を印刷してみましたこの2つでとりあえずは完成ですが、せっかく加工しても全く目立たない部分ですから、少しは目立つように文字を印刷してみました。

名前に深い意味はありません。

エアクリ直下のラジエターホースを断熱せっかくですから、エアクリーナーBOXだけではなく、その直下にあるラジエターホースにも断熱材を巻いてみました。
組み付けると、加工している事が解らないエアクリーナーBOXを元通りに組みつけて完成です。こうやって見ると、印刷した文字すら全く目立ちません。

効果ですが、全体的にトルクが増しました。特に低回転でトルクアップが体感でき、回転数を上げなくても充分加速できます。また、軽くアクセルを踏んでいるだけでほとんど減速せず、今までより低い回転数で長距離を走行する事が可能で、燃費も10〜12%ほど伸びています。

これが季節の変化によるものか調べるため無加工の物に交換してみましたが、交換直後からトルク感が薄れ、加速も鈍く、一定速度のキープにも多めにアクセルを踏む必要がありました。燃費計も徐々に下がりましたので、加工による効果は確実にあると思います。(ただし、他の吸排気パーツとのバランスによる効果かもしれません)


パワーボックスを使用していたため、取り外して眠らせておいたのですが、FFBマフラー装着に伴い、純正エアクリに戻す必要があったため、更に手を加えて復活させました。

今回のコンセプトは、今まで(↑)と異なり、エアクリBOX本体の吸気抵抗を減らし、純正フィルターのまま吸気効率を上げる事を目的としています。

フィルター以降の吸気の流れには一切手を加えていませんので、理想とも言えるHONDAの吸気設計を崩す事無く、また、社外フィルターを用いない事で集塵性能を犠牲にする事も無く、フィルター交換ごとに高額の出費を迫られる事も無い。安全性や経済性を考慮した理想の吸気チューンを目指します。

SMART AIR Type2純正フィルターの場合、アクセル開度に対して吸い過ぎる事はありませんので、エンジンの持つ本来の設計通りにトルクを生み出してくれます。そこで、フィルターに至るまでの吸気抵抗を減らしてやれば、素直なエンジン特性を得られるのではないかと、今回の改造に踏み切りました。

過去の改造により、エンジン寄りのレゾネータ部分(フィルターより左側)は機能を失ってますので、ここに吸気口を設け、ここからも空気を取り込めるようにします。

この部分はバンパーのグリル部分から直接フレッシュエアを取り込む事ができるポイントでもあり、一方でラジエターからの排熱を吸い込み難いポイントでもあります。また、内部の吸気口が高い位置にあるため、開口部から水が進入しても、エアクリーナーに達する事はありません。

更に大穴を開けるレゾネータ部分を吸気口に作り変えたため、そこからの空気を取り込み易くするべく、仕切り部分の穴を拡大してみました。

結果、スタートから全開加速まで全域で見違えるほどのトルクアップ・パワーアップを体感でき、実加速もかなり速くなりました。トルクの出方もフラットで、CVT車特有のエンジン回転数ばかり上がる印象も無く、とても扱い易い車となりました。

水抜き加工エアクリBOXの途中に穴を開けていますので、BOX内に水が入り易くなり、純正の水抜き穴では排水が追いつかない可能性がありますので、排水の穴を拡大します。

画像の通り、車体に取り付けた時に一番低い位置となる穴2つを、8mmのドリルで拡大しています。これにより、万が一大量の水飛沫を浴びてしまっても、BOX内に水が残り難くなります。

後期用エアクリ後期用のエアクリBOXにも施行してみました。

前期用とは空気の流れ方が異なるため、施行箇所も多少違ってきますが、基本構想は同じです。

見て判るとおり、左側のレゾネータ部分に穴を開けます。前期用は横幅があったので横長の開口部としましたが、後期用はこの部分が狭いため、縦長の穴にしてあります。

次に、フィルターの真下に当たる部分。左上に丸穴を開けました。
後期用のフィルターはBOXに対して斜めに取り付けられており、この部分の隙間が最も狭く、効率の悪い部分に見えましたので、これを活かせる様に狙って空けています。
後期型は、レゾネータ兼用のチャンバー(空気溜め)として設計されているようなので、経路の拡大は丸穴のみとしました。

 


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