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Fit チューニングレポート


ストレイキ

高速走行で安定します
S2000用ストレーキ(フロント用)最近の車に標準装備されつつある部品に、「ストレイキ」と呼ばれるモノがあります。これはタイヤの前に取り付ける部品で、タイヤハウス内で回転する気流と走行風を仕切る事で乱気流を抑制し、ロードノイズの軽減、燃費改善、タイヤの浮きを減らして安定性の向上など、数多くのメリットを生みます。
速度が上がるほど効果を表すパーツですので、高速走行の多い車にはお奨めです。

使用したのは、S2000用のフロントストレイキ。他車種のパーツでも構わないと思いますが、購入前の調査の際に部品形状を写真で見る事ができたのでコレにしました。

穴開け加工画像は、フロントバンパーを取り外した状態で、運転席側のインナーフェンダーを前方から見た状態です。インナーフェンダーは、前期・後期・後期Sバンパー用と3種類の形状がありますが、S2000用のストレイキを取り付ける為には後期Sバンパー用が適しています。他の2つは取り付け部分が凸形状となっており、平面への取り付けが難しくなります。

ストレイキを取り付ける為に、クリップ取り付け用の穴を開けます。これはカッターで簡単に切れます。

内側は元から空いてる穴を流用すると丁度良かったので、丸穴部分のみ加工。外側はストレイキを当てて現物合わせで切りました。

クリップ固定クリップを挟み込んだら、ストレイキをボルトで固定していきます。

クリップとボルトも、S2000のストレイキ固定に使用されているモノを揃えました。

ちょっと内側過ぎました取り付けてみましたが、S2000と比較すると内側に寄り過ぎている気がします。
クリップ位置移動位置調整しました。

ストレイキの取り付けは、インナーフェンダーとストレイキの平面をなるべく揃えるように固定します。ここが大きくズレていると乱気流を生んでしまい、ストレイキ本来の性能が出しきれません。

流用部品なので完璧に合わせる事はできませんが、インナーフェンダーに添って回転する風がストレイキの表面へ綺麗に流れるようにイメージして位置調整します。

完成バンパーを取り付けて完成です。

エアロによってはストレイキと干渉しますので、強度を考えながらエアロを加工します。ストレイキは走行風に晒されますので、あまり加工しない方が懸命です。

取り付け後、少し走っただけで違いが判りました。50km/hあたりから徐々に違いが判り、100km/hに到達する頃には未装着時との差がハッキリと判ります。
  • 走行中のロードノイズ低減。(今までほど大きくならない)
  • 燃費向上。
  • 前輪のグリップ感の向上。(高速走行時のステアリング安定)

しかし、デメリットもあります。今まで全く気にしてなかった小さなワダチでも、ストレイキを擦った音が聞こえます。前輪から輪留めに寄せる時は注意が必要になりますし、音が聞こえる度にエアロを擦ったのではないかと気落ちする人も居るでしょうから、ある程度割り切って気にしない心構えが必須です。

切断日常の行動範囲で擦る事が多かったので、思い切って切断してみました。切断すると効果は半減しますが、日頃あちこちで干渉音を立てながら走るよりは精神的に良いとの判断です。

今回は最も高い位置の擦り傷を目安に切断位置を決めましたので、おおよそ3cm程度のカットになっていますが、ほとんどの傷は端から5mm程度でしたので、車高次第では切らなくても問題無いレベルです。

あくまで私個人の感覚ですが、ストレイキの最も低い部分が地上から4cm以下では、平地の道路工事跡でも頻繁に擦ってしまいます。5cm程度なら、大きめの凹凸でも軽い徐行で干渉を防げます。6cm以上あれば、ほとんど気にする事無く街中を走行できるでしょう。(雪道や荒れた道路を除く)

切断量は車高や日常の行動範囲によって変わってきますので、新品取り付け時にいきなりカットするのではなく、ある程度走って干渉箇所に目処をつけてからの加工をお勧めします。この部品は柔らかい樹脂ですので、頻繁に干渉したとしても、アスファルトやコンクリートに大きな傷を残すほど削ってしまう事はありません。

 


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