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Fit チューニングレポート


スロットルカム加工

アクセル操作範囲の拡大
アクセルペダルには、少なからず遊びの部分があります。踏んでもスロットルが開かない範囲の事で、つま先をチョンと載せるだけでカタカタ動く、実際のアクセルワークに使われていない部分の事を指します。この部分は完全に無駄な領域です。使わないのは勿体無いと思いませんか。

この部分をアクセルワークに有効な領域として使うべく、簡単な改造を行います。

ワイヤー調整でも遊びを減らす事はできますが、それは単に操作領域を手前に持ってきたに過ぎず、今度は踏み込んだ位置でワイヤーが突っ張ってしまい、奥まで踏み抜けなかったり、ワイヤーが伸びてしまったりと、色々なデメリットがあります。これでは面白くないですね。

スロットルカムに針金を巻き付けるだけアクセルペダルからワイヤーで繋がっているのは、スロットルと呼ばれる部品の一部、スロットルカムと呼ばれる部品です。ワイヤーを引っ張ってみると判りますが、引っ張られる量に従ってスロットルが開きます。

という事は、スロットルカムの円を大きくして全閉から全開までの距離(円周)を長くしてやれば、全開時のワイヤー位置を変える事無く、全閉時にワイヤーを多めに引っ張れるようになり、必然的にペダルの遊び部分を減らす事になるのです。

これにより、アクセルペダルの操作範囲が広くなり、より繊細なアクセルワークが楽に行えるようになります。漠然と踏んでいるだけでは違いを感じられませんが、指先で踏む細かなアクセルワークを求められるステージでは、この僅かな違いが大きな操作感の違いとなって現れます。

施工方法は簡単で、細い針金をスロットルカムの溝に数週巻き付けるだけです。太い針金では綺麗に巻けませんし、隙間にアクセルワイヤーが引っ掛かる事もありますので、極力細い針金を使って巻いていきます。巻き数によってスロットルカムの円周サイズが調整可能ですので、最初は多めに巻いておいて、ワイヤーが外れたり突っ張ったりしないポイントを探しながら、少しずつ切り詰めていくと楽ですね。

巻き付けはなるべく綺麗に平均的に。ワイヤーと触れる部分で針金が斜めに交差しないよう、注意して巻きましょう。調整が終わったら、針金の両端はアクセルワイヤーの触れない場所で捩っておきます。なるべくワイヤーに変な負担を掛けないよう仕上げるのがコツです。

 


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