
Fit チューニングレポート
サンダーアップ2(改造)
デサルフェーション効果でバッテリー長持ち 車に使われるバッテリーは、その多くが鉛を使った液状バッテリーであり、寿命は2〜3年程度と言われています。しかし、車によって5年持ったとか10年持ったとかいう話も聞きますし、1〜2度バッテリー上がりを起こすと使用期間に限らず使えなくなってしまうという話も聞きます。何故でしょうか。
その理由として、バッテリーのサルフェーション現象が考えられます。長くなりますので詳細は各自で調べて頂くとして、バッテリーの底面に白い粉末が沈殿しているのを目にしたら、まさにこれだと言えるでしょう。
サルフェーションを除去する方法は色々ありますが、施行が簡単で後々の手間も掛からず、除去と共に再発も抑制できる方法として、デサルフェーション回路があります。今回は、そんな回路の中でも入手が容易な、REMIXのサンダーUP2を購入しました。
内部はこんな感じで部品が羅列しています。外見からコンデンサーチューンの類と混同され易いようですが、完全に別物ですね。なお、ケースを開封したのは、内部を公開する為ではありません。この回路を独自解析された方にアドバイスを頂き、回路に手を加えてみました。
この回路は、設計時の見落としなのか、あるいは意図したモノか判りませんが、購入したままの状態では効果を半減させる作りになっています。そこで、本来の性能を活かすべく見直します。
なお、改造により不具合が生じた場合、バッテリー爆発などの事故に繋がる可能性があります。アドバイス頂いた方からも無闇に情報開示しないよう言われてますので、改造の内容は非公開とさせて頂きます。
おおまかに説明しますと、デサルフェーションに必要な擬似コロナ放電を強化しつつ、+側配線に効率良く戻せるようにしました。
見直しついでに、内部の回路から推測して、標準の太い線を使うのは止めました。デサルフェーション回路の配線は太く短くと言われますが、水道のホースと同じで太すぎれば電気の流れが遅くなります。また、配線と基盤を繋ぐ部分がボルト・ナットで作られた柱となっていますので、配線を基盤に直接ハンダ付けする事で、これらの導電ロスを軽減し効率アップを狙っています。配線が細くなる分、防水処理が大変で見栄えは悪くなりますが、性能優先に拘ってみました。
改造しているので、万が一のショートの際に回路とバッテリーを守るため、ヒューズも追加しています。
取り付け後の変化ですが、装着直後はアイドリング回転数が下がります。また、加速時のレスポンスが良くなり、出足が軽く感じられます。 これらの効果は一時的なもので、サンダーアップ装着によりバッテリーが元気になったとECUが誤認識し、発電量を減らす事でエンジン負荷が減った為のようです。ある程度走るとアイドリングは元の状態で安定します。一方、加速時のレスポンスは良い状態を維持しているようです。これは車種によるECU制御の違いも絡みますので、全てがサンダーアップ2のお蔭とは言えませんが、乗り易さが向上するのは良い事です。
デサルフェーションの効果は、取り付けてから1〜3ヶ月ほど掛かるそうです。ここのところ充電不足の表示となっているCAOS&LIFE WINKの状態を見ながら、バッテリー復活効果を確認してみようと思います。
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